治療を受け入れやすい環境づくりを

患者の不安を軽くして、治療を受け入れやすい環境を整えるのは、医療者だけでなく家族での役割でもあります。家族がそばにいて、からだをさすってあげるだけで苦痛が和らぐことがあります。
家族にとっても「何かしてあげたいのに手が出せない」とか、CCUや集中治療室に入院すると話や面会もできないのではないのかと、不安にかられることはあるでしょう。しかし、ほとんどは急性期でも話はできますので、できるだけ患者のそばに付き添い、安静が保てるよう話かけることも大切です。

患者の不安を軽くして、治療を受け入れやすい環境を整えるのは、医療者だけでなく家族での役割でもあります。家族がそばにいて、からだをさすってあげるだけで苦痛が和らぐことがあります。
家族にとっても「何かしてあげたいのに手が出せない」とか、CCUや集中治療室に入院すると話や面会もできないのではないのかと、不安にかられることはあるでしょう。しかし、ほとんどは急性期でも話はできますので、できるだけ患者のそばに付き添い、安静が保てるよう話かけることも大切です。
入院前はとても元気で、身のまわりのことは全て自分でしていた人は、痛みや苦しみがないのに寝ていること自体が苦痛になります。
しかしこの時期は安静の指示を守ることがとても重要です。急性期のこの時期は、食べる・寝る・排泄する・活動するといった基本的欲求や、日常的な動作・行為が極端に制限される時期であり、患者の心身の苦痛ははかり知れないものがあります。
家族は患者に、なぜこれほどの安静が必要かを話し、この時期を乗り越えられるように支える必要があります。

CCUで急性期カテーテル治療を受けた場合、そこにいる間は安静が必要です。家族は医師から聞いた治療内容や注意点などを、患者にわかりやすく説明しましょう。また苦痛や治療を乗り越えたことに、ねぎらいや励ましの言葉をかけたり、からだに触れ、さすったりしてあげることが大切です。
治療が終わり痛みや苦しさから解放されると「もうこれで治ったから大丈夫」と思ってしまう人が多いようですが、油断はできません。先ほども説明したように、心筋梗塞では急性期からさまざまな合併症が起こることがあるからです。