
血管が詰まってしまったので、狭心症とは異なり、いくら安静にしても症状は軽くなりません。詰まった冠動脈から心筋に血液が流れることはなく、胸痛は激しさが重くなるばかりです。心筋はその細胞の特徴から、一度壊死すると元の状態に治癒することはできません。
心筋梗塞の発症は、心臓を車のエンジンにたとえると、普通乗用車のエンジンが、いきなり50CCバイクのエンジンになってしまったようなものです。そんな非力なエンジンでは、スピードが出ないだけでなく、坂道を上がったり少し走るだけで、ひどい息切れや動悸などの症状があらわれます