血液の調整に注意
さまざまな薬を使いながら、血圧の調節には特に注意します。血圧が高くなると、心筋梗塞で変化した心筋が破れる心臓破裂の危険性が高くなるばかりでなく、心臓への負担が増大します。
逆に心臓のポンプ機能が落ち、全身に十分な血液を送れなくなったり、脈が遅くなると血圧が下がります。すると、血液が運んでいる酸素や栄養が不足して、全身のさまざまな臓器に弊害が生じるため、血圧コントロールは重要です。
さまざまな薬を使いながら、血圧の調節には特に注意します。血圧が高くなると、心筋梗塞で変化した心筋が破れる心臓破裂の危険性が高くなるばかりでなく、心臓への負担が増大します。
逆に心臓のポンプ機能が落ち、全身に十分な血液を送れなくなったり、脈が遅くなると血圧が下がります。すると、血液が運んでいる酸素や栄養が不足して、全身のさまざまな臓器に弊害が生じるため、血圧コントロールは重要です。

心筋梗塞で心臓の機能が落ち、全身に十分な血液を送り出せなくなると、酸素も十分に運ばれず、息切れや呼吸が苦しくなることがあります。血液ガス検査の値や全身の状態を観察しながら、必要な量の酸素吸入もします。
心筋梗塞の急性期には、腕の静脈から点滴で持続的に治療薬を注入します。代表的なものは、血管を広げる作用がある硝酸・亜硝酸薬です。ほかに血液擬固阻止薬のへパリナトリウムやアスピリンも使いはじめます。
痛みをとりのぞくと気持ちも安定するため、不安や緊張が和らぎ、よく眠れるようになります。眠ると安静が保てるので、心筋梗塞の急性期には特効薬として使われることが少なくありません。
安静にすることで、心臓の仕事量や心筋の酸素消費量を減らし、障害を受けた範囲が広がるのを防ぎます。排泄も心臓に負担をかけwるので、尿道に管を入れ、便もベッド上で便器を使います。また食事も心臓に負担となるので止められます。必要な水分は点滴などで補われます。

心筋梗塞発作では胸に激しい痛みが生じ、体内にカテコラミンという物質の分泌をうながします。その結果、脈が早くなり、心筋の酸素消費量が増大し、心臓の負担が増し、心筋梗塞の範囲が広がるという悪循環が起こります。
痛みは不整脈を起こす誘因にもなるので、胸の痛みをといりのぞくことは治療上、とても重要です。このようなはげしい痛みの対処に麻薬の塩酸モルヒネが使われます。麻薬でなければ効かないほど痛いのです。モルヒネは末端の血管を広げ、心臓に返ってくる血液量を調節して、心臓の負担を減らす作用もあります。